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zoom RSS 「SOSの人文字」今もなお!

<<   作成日時 : 2016/05/15 21:16   >>

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 人文字ならぬ「パイプ椅子文字」であった。熊本地震が起きて間もなくグラウンドに現れた「SOS」のメッセージが、いまも印象に残る。上空のヘリに向かって求めた「カミ、パン、水」は、あまりにも基本的な物資だった。

 その文字を作った一人、村上次郎さん(30)は「もしかしたらバッシングされるかも」とちらりと考えたという。避難したその場所、熊本国府高校は熊本市でも中心部に近い。物資がないことを理解してもらえるか、甘えていると言われないかと懸念した。

 でも迷ってはいられなかった。本震のあった16日朝から高校に人が集まり、400〜500人になった。指定された避難所でないため、水や食料の備蓄はない。断水でトイレもままならない。市役所に電話しても「順番に対応していますから」と言われるだけだった。

 一緒に椅子を並べた3年生の野田拓海(たくみ)さん(17)は「怖かった。水がないと最悪死ぬじゃないですか」と言う。身動きが取れなくなれば、都市部でも、いや都市部こそ欠乏は起きる。とっさに動き出さないと命はつなげない。

 最初の地震発生からきのうで1カ月。倒壊した家、うねる道路など爪痕が残る。一方で全国からの支援があり、生活の再建も少しずつ始まっている。物資をどう届けるか、車中泊をどう乗り切るかといった課題も見えてきた。教訓を読み取りたい。

 「地震はテレビの中のことだと思っていた」。熊本で、被災した人から聞いた。私たち一人一人に跳ね返ってくる言葉だ。

      5月15日付 朝日新聞「天声人語」より

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