数ヶ月前から「安保法案」「安保法制」という言葉を新聞などでよく見かけます。私の世代にも関わることだと知り、小学生だから知らないとは言ってられません。 8月6日の平和記念式典で「平和への誓い」を読む子ども二人を選ぶため、「子どもピースサミット2015平和の歌声・意見発表会」が6月にありました。私は作文を応募し、サミット発表者になりました。10歳で被爆した祖父のことを書き、普段は考えない平和や安保法案のことも考えました。 祖父に話を聞き、想像以上に戦争は恐ろしいと知りました。原爆で母と弟を亡くすつらい過去がありました。同じ思いをする人がいてはならないと、文章にしました。話してくれた時、祖父の目に涙がうかんでいました。話してもらうのが申し訳なくなりました。 9月末、安保法制に関するデモをテレビで、友達と二人で見ることがありました。「戦争は昔の話。今は大丈夫」と友達が言い、平和の大切さを軽視していると思いました。日本は70年前に「もう戦争しない」と誓ったはずです。理由が何個あろうと平和は大切です。70年間の結晶が今、こわされそうなのではないでしょうか。 10月24日付 朝日新聞「声」より 広島県 小学生 11歳 いわさきちひろ「戦火の中の子どもたち」より 『少年』 |
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